AIは、人間が行ってきた判断や処理を、データとルール・学習結果を使って実行する技術の総称です。従来型AIは、迷惑メールの識別や需要予測のように、既存データの分類・予測を得意とします。生成AIは、学習したパターンをもとにテキスト・画像・音声・動画・コードなどの新しいコンテンツを出力します。
まず「何を出力しているか」を見る
分類や予測をしているのか、新しいコンテンツを作っているのかで、AIの説明は変わります。生成AIを使うときも、出力された内容が事実かどうかは別に確認します。
生成AIの仕組みとGeminiの使い方を知り、Canvaの画面・素材・AI機能を自分で探せる状態を目指します。
AI・生成AI・LLMの違いを説明でき、Geminiへ目的に合った指示を出せるようになります。後半ではCanvaの画面を見ながら、テンプレート・図形・テキスト・AI機能・書き出し場所を自分で見つけます。
AIは、人間が行ってきた判断や処理を、データとルール・学習結果を使って実行する技術の総称です。従来型AIは、迷惑メールの識別や需要予測のように、既存データの分類・予測を得意とします。生成AIは、学習したパターンをもとにテキスト・画像・音声・動画・コードなどの新しいコンテンツを出力します。
分類や予測をしているのか、新しいコンテンツを作っているのかで、AIの説明は変わります。生成AIを使うときも、出力された内容が事実かどうかは別に確認します。
LLM(大規模言語モデル)は、膨大なテキストデータから文脈を学習し、入力の続きに来る可能性が高い単語を順番に予測して文章を組み立てます。そのため、自然な文章を作れても、現実の出来事を直接確認しているわけではありません。
生成AIは、アイデア出しや下書き、画像のバリエーション作成を速くする道具です。完成品を無条件に採用するのではなく、目的に合う案を複数出し、採用理由を人間が判断する使い方が安全です。
存在しない機能名・URL・数字を、AIが自然な文章として出すことがあります。検索や一次資料との照合、実際の画面確認を通して、使う情報だけを残します。
GeminiはGoogleアカウントでアクセスし、チャット欄へ指示を入力して使います。回答が合わないときは再生成や別の回答案を比べ、質問を短く分けて調整します。画像をアップロードすれば、写真・手書きメモ・図表の内容を読み取らせることもできます。
| 場面 | 最初にすること | 確認すること |
|---|---|---|
| 文章作成 | 目的・読み手・長さを伝える | 事実と固有名詞 |
| 画像理解 | 画像と質問を一緒に渡す | 読み取り違い・見落とし |
| Workspace連携 | `@Google Docs`等で対象を指定する | 共有範囲と機密情報 |
指示は、役割・目的と背景・出力形式・制約条件の4つをそろえると、修正の回数を減らせます。最初から完璧な文章を期待せず、出力を見て条件を追加する前提で使います。
まず目的と読み手を追加し、次に出力形式を指定します。それでもずれる場合は、採用したい例と避けたい表現を1つずつ示します。
画像や社内資料を扱うときは、入力してよい情報かを先に確認します。個人情報・機密情報を不用意に貼り付けず、必要なら匿名化したサンプルで試します。
AIの回答は下書き・整理・比較の材料として使い、最終的な判断と外部への提出は人間が行います。
画像生成では、主題・構図・雰囲気・用途を具体的に指定します。「何となくおしゃれ」だけで終わらせず、写真風・水彩画風などのタッチ、縦横比、背景、入れたい要素を分けて書くと比較しやすくなります。
一度に全部を変えようとせず、「背景だけ明るく」「赤い花を追加」のように変更点を絞ります。構図を保ちたい場合は、参照画像を使う方法もあります。
生成画像は、イラスト、写真風ビジュアル、参照画像を使ったバリエーション、アイコンやワンポイント素材、季節違いの展開などに使えます。用途に合う解像度と構図かを確認してからCanvaへ持ち込みます。
既存作品に似すぎていないか、人物・ロゴ・文字が正しく再現されているか、用途に必要な解像度かを確認します。文字入り画像は、文字をCanva側で入れ直す方が安定する場合があります。
今日の4要素を使い、Canvaで作りたい販促物の下書きをAIに相談します。
確認:AIの回答をそのまま採用せず、固有名詞・数字・画像の権利・Canvaで再現できるかを確認してから使います。
Canvaは大型アップデートでボタンの位置や機能が変わることがあります。最初にトップページの表示を観察し、左上の「デザイン」から目的のテンプレートを検索します。たとえば「パン」と入力すれば、パン屋のInstagram投稿向けテンプレートを探せます。
「おしゃれ」だけで検索するより、「パン屋 Instagram」「新商品 告知」のように用途や対象を足すと、候補を比較しやすくなります。
「図形を生成」では、たとえば「猫の顔」のようなテキスト指示から4パターンの図形を作り、気に入ったものをクリックして挿入できます。挿入後に色を変更できるので、既存の配色へ合わせて調整します。
左メニューの上から3番目にある「テキスト」から「テキストボックスを追加」を選びます。フォント検索で「筑紫」と入力すると、「筑紫A丸ゴシック」「筑紫B丸ゴシック」などの候補を見つけられます。
エフェクトやグラデーションは、文字が読める大きさ・太さ・コントラストを確保してから使います。装飾を増やして読みにくくなったら、まず効果を外して比較します。
「ページを追加」で新しいページを作り、「ページを複製」で同じ構成を増やせます。複数枚のSNS投稿では、1枚目で決めたレイアウトを複製して、写真と文章だけを差し替えると統一感を保てます。
マジック作文は既存の文章を膨らませたり、構成を整えたりする機能です。ゼロから長文を書かせるより、まず短い下書きを入力して「続きを作成」させる方が、元の意図を保ちながら修正しやすくなります。
画像のテイスト合わせや背景透過を使うと、素材の雰囲気をそろえられます。自分の画像・動画もアップロードでき、容量は無料版5GB、有料版(Pro)1TBです。アカウントのプランとアップロード対象を確認してから使います。
作成中のデザインは、ページ追加の横にあるボタンから別サイズへ展開できます。SNS投稿をプレゼン資料用へ変えるなど、用途を変える前に、文字や画像が切れていないかを確認します。Canva内の「アプリ」には追加の作業を助ける機能があります。
「共有」から「ダウンロード」を選び、PNG・PDF・動画・PowerPoint形式など用途に合う形式を指定します。トップページの「Canva AI」では、デザイン作成・画像作成・ドキュメント作成などをAIへ相談できますが、生成内容の確認は省略しません。
| 用途 | 候補形式 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| Web・SNS画像 | PNG | サイズ・文字の切れ |
| 印刷・共有資料 | ページ順・余白 | |
| 発表・編集可能な資料 | PowerPoint | レイアウト崩れ |
カードをクリックして、前半のAI・Geminiと後半のCanva基礎を振り返りましょう。
生成AIは、学習したパターンをもとにテキスト・画像などの新しいコンテンツを出力する。
LLMは文脈に続く可能性が高い単語を予測し、文章を組み立てる。
役割、目的・背景、出力形式、制約条件をそろえると、AIへ意図を伝えやすい。
AIの自然な回答を事実とみなさず、固有名詞・数字・URLなどを人間が確認する。
用途や対象を含めた言葉でテンプレートを検索し、候補を比較する。
図形生成やマジック作文は、ゼロから任せきりにせず、下書きや条件を渡して調整する。
ページ複製、画像のテイスト合わせ、背景透過、リサイズで用途に合わせて整える。
PNG・PDF・動画・PowerPointなど、用途に合う形式を選び、レイアウト崩れを確認する。
次回はCanvaの新機能で制作の引き出しを増やし、今月つくるものを決めます。Day 02の教材を公開しました。